大腸がんの検査方法 その3

大腸がんの治療に関する情報を紹介。

大腸がんの検査方法 その3

大腸がんの検査の内視鏡ですが、これは挿入する時には、曲がった状態で押し込む操作の時に痛みを感じます。
大腸は長くて曲がりくねっていますから、そこに内視鏡を押し込むため、苦痛を伴い、長時間にわたっての検査になってしまうケースも有ります。

痛みの無い検査とは、挿入時に大腸を直線化し、変な力が加わら無いよう、挿入していくのですが、内視鏡医であれば、誰でもわかっていることです。
ですが、現実にやってみると、大腸にも曲がり方、長さは個人差が有ることがわかります。
ですから、これは経験と技術が大事としか言いようが無いでしょう。

また腸の狭窄もチェック出来るのです。
これは腫瘍等が出来たことにより細く狭くなっている部分を言います。

また超音波検査と言うものも有ります。
大腸がんが大腸壁のどのあたりまで進んでいるか、又、リンパ節への転移は有るか?等を調べる時に用いられます。
この検査は、内視鏡の先に超音波の探触子と言うものを取り付け行ないます。
これによりちいさな広がりもすべて分かるのです。
また、がん細胞が骨盤内で広がっているか、ほかの臓器へ転移をしているか、これらを調べるためには、CTやMR等の画像検査が必要になります。

大腸がんの検査にはバリウムを使った注腸造影検査と言うものも有ります。
この検査は肛門から体内へバリウムと空気を入れます。
そうすることにより大腸が膨らみますので、この膨らんだ状態でエックス線撮影をするのです。
その結果、盛り上がった形で有るポリープを発見することが出来ます。



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