大腸がんの転移 つづき

大腸がんの治療に関する情報を紹介。

大腸がんの転移 つづき

大腸がんにも抗がん剤を投与しての治療がおこなわれています。
抗がん剤等の化学療法は、手術とはちがい、患部だけではなく、体の其れぞれの部分に効果的だと言うお話をしました。

ですが、大腸がんも末期と言われる「ステージ4期」になってしまったら生存率はあまり高くは有りません。
大腸がんが肺への転移のほか、ほかの部分への転移も見られる状態になったら、これは、かなり厳しいケースでしょう。
状態により、病を治療すると言うよりも、余命の延長を目的とした治療になるかもしれません。

ステージ4期では、もだけどたら完治も諦めなければならなくなります
そして症状がなくなる可能性もすさまじく低くなります。
延命させるためですとか、痛み等の症状を少なくするための治療になるかもしれません。

化学療法はがん進行に伴う、様々な症状が出るのを遅らせることは出来ます。
ですが、完治させることは可能性が薄いです。
これはつらいことですが、もし、抗がん剤しか治療の選択肢が無いケースだとしたら、もう末期がんで有ると思ったほうがよいかもしれません。
厳しいことですが、治療法を的確に選ぶことには、余命についてきちんと知っておくことが必要です。

大腸がんが肺に転移するまで、時間がかかります。
ですから、その間に発見さえ出来ればすぐ治療することにより完治の可能性も有るのです。
肺への転移を調べる検査は、胸部のレントゲン写真を撮影して影が出来ているかチェックする一般的な検査等があり、又最近では肺を立体的に撮影するCT検査が有ります。



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